砂糖も油も使わない「米粉バナナパン」は卵も乳も不使用

わが家のパンと言えば
米粉・塩・酵母・水・バナナの5つの素材で作る「米粉バナナパン」です。

 

常温で自然発酵させるので時間はかかるのですが

夜寝る前に5分ほど手間をかけて

寝てる間に発酵してもらえば

翌朝焼いて、焼き始めから40分後には食べられるので

実際の作業時間は5分ぐらいなんです。

 

自然発酵なので寒い時期は膨らみが弱いですが

めやすとして、わたしが住む東海地方だと

5月頃は12時間常温発酵で作れます。

 

油と砂糖も不使用なので

表面が乾燥していたり、焦げ目がつかなかったりと

よそゆきではありませんが

おうちで気軽に食べるパンとしてはおすすめ!

 

とっても楽に作れるのと

お米やバナナのアレルギー体質でなければ、

それ以外の食物アレルギー体質があっても食べられるパンなので

作り方を紹介しますね。

 

5つの素材で作る!わが家の「米粉バナナパン」

<遣う道具>

*パウンド型
*オーブンシート
*ゴムベラ
*ボウル(大)
*ボウル(中)
*湯沸かし器具

 

<材料>

*自然栽培米粉・・150g
*天日海塩・・ひとつまみ
*白神こだま酵母・・3g
*ぬるま湯・・130cc(38℃~42℃)
*有機バナナ・・1本


<作り方>

【い】・・パウンド型にオーブンシートを敷いておく。

【ろ】・・バナナを手でちぎり、おおまかに潰す。

【は】・・米粉・塩・酵母を入れた大きめのボウル(【ろ】とは別)に
     ぬるま湯を注ぐ。

【に】・・ゴムベラで全体を2分ほどかき混ぜる。

【ほ】・・【い】に注ぎ入れてオーブンの中に入れる。

【へ】・・12時間後、十分に発酵していたら
     180℃のオーブンで30分~40分焼いてできあがり。

※発酵具合のめやす→生地が発酵前より2倍の高さまで上がっている。

※冬場はぬるま湯の温度を50℃以下で極限まで高くすると発酵しやすい。

※冬場は発酵具合が1.5倍ぐらいでもよきとしている。

 

いいあんばいの発酵具合はこちらです。

 

以前は発酵中にサランラップを掛けていましたが

サランラップを遣わなくなってからは

そのまま常温保存しています。

加熱するわけではないので

ミツロウラップやビーガンラップがあると嬉しいですね。


<ミツロウラップ>

<蜜蝋不使用ビーガンラップ>

焼きあがった後はケーキクーラーの上で粗熱を取っています。

パウンド型を逆さにしてパンにかぶせてあげると

乾燥を抑えることが出来ます。

焼きあがってすぐに頂くことも出来ますが

その際は包丁で切りにくいので、手でちぎっています。

綺麗な断面にしたい時は

1時間ほど常温で冷ますと切りやすいですよ。

 

バナナを入れているのは

砂糖なしでも発酵を進めるためと、

自然な甘さを出すためです。

ナッツを入れてもバナナによく合って美味しいです。