サラダ弁当!生野菜から汁が出ないように気をつけたいこと

漬物はこの仕組みを遣って作ります。


塩分を加えることで、野菜の水分が外に出るので


しなしなになります。


そして素材の旨みがぎゅっと濃縮して美味しくなります。



生野菜に限らず、野菜を加熱調理する時もこの仕組みを遣うことで


素材をより美味しく仕上げることが出来るのですが


お弁当に入れる時は水気を出したくないので


この仕組みを遣わないように気をつけます。


こちらはとある日のサラダ弁当(おつまみ弁当)です。


フリルレタスとリーフレタスを混ぜたものを主にしました。



レタスたちを水で洗った後に、乾いた布巾でしっかりと水気を拭いて


何も味を付けずに詰めています。


味をつけてしまうと、詰めた時には無かったはずなのに

時間が経っていざ食べる時には、たくさんの汁気が出ていた。

なんてことが起こります。


ドレッシングをかける方は、ドレッシングは別容器に入れておいて

食べる時にかけるようにしたいですね。



今回は赤玉ねぎのマリネを加えたかったので

別皿に入れて、頂く時にレタスにマリネをかけました。


今回の赤玉ねぎのマリネ

下記の材料を全て和える。

<材料>
・赤玉ねぎ(大)・・70g(1/4個)を薄切り
・天日塩・・ひとつまみ
・レモンストレート果汁・・小さじ2
・ブラックペッパー・・お好みで

塩が加わっているので、マリネからも水気が出ますが

レモンストレート果汁の酸が加わることによって

雑菌が増えにくくなります。

雑菌は酸が強い環境では増殖しずらいのです。


なので、どうしても水気が出てしまうようなお品を詰める時には

レモンストレート果汁や酢で味付けするのがよきです。


そして、マリネの場合はできるだけお弁当作りの序盤に作っておいて

時間と共に出てきた汁気を

軽く絞ってからお弁当に詰めると(※別容器)

お弁当の中で汁が出ずらいですよ。


その場合は、絞った液にも栄養素がぎゅっと詰まってるので

絞り汁は棄てずに別のお料理の味付けに遣うとなおよきですね。


塩分が加わることで水分が出るので

塩分が加わった物を一緒に詰める時は、仕切りを作ります。




こちらは豆腐のスモーク秋鮭巻きです。


スモーク秋鮭に塩が加わっているので、レタスに触れると、

時間と共にレタスの水分が出てくる可能性があります。


なので紙を敷いて仕切り代わりにすることで

レタスに触れないようにしています。


つまり、お弁当箱の中で生野菜から汁気を出さないためには

塩分を加えないことが大事なんですね。

 

お弁当にサラダ(生野菜)を詰める時は


・味をつけずに詰める。

・頂く時に味をつける。

・塩分が加わっている物に触れないように詰める。

 

様々な考え方があって、生食を好まない考え方もありますが

わたしは、カラダが生野菜を求める時には生野菜を頂きます。


お弁当に生野菜を入れたい時には、

お腹をこわしにくい視点を意識しながら

サラダ弁当を存分に楽しみたいですね♡